大分県大分市の美しい着物と帯の店いとぞの
大分県大分市の美しい着物と帯の店いとぞの

大分県大分市の美しい着物と帯の店いとぞの・振袖・留袖・訪問着・小紋・紬・袴・男の着物・着付け・ゆかた・和装小物は豊富な品揃えのいとぞのへ。

  • 文字サイズ
  • 小
  • 中
  • 大
rss

無心は楽し。絞りの帯揚作り体験会

2008年11月25日 カテゴリー: ブログ糸の園・きもの徒然草

11月24日と25日、「絞りの帯揚作り体験会」が行われました。参加者は、予想を大きく上回る13名、10名で合計23名。それぞれが思い思いの帯揚作りを楽しみました。

絞りの帯揚作り体験会 絞りの帯揚作り体験会

白い縮緬地に下絵が施され、その上を運針。そして、色が染まらないようにするところを縫い〆絞りの機械で括っていきます。京都・絞り専門メーカー・藤井絞さんからお越し頂いた勝田さんに、わからないところを尋ねてはまた、みなさんが無心になって手仕事を進めます。

ご自分の名前の一部を帯揚の端に入れる方もいらっしゃいましたし、下絵に加えて、ご自分だけの柄をプラスする方もいらっしゃいました。あとは、1ヵ月後の染め上がりを待つばかり。

お茶を飲みながら、絞りの括った部分をほどくところを見せていただいたり、本疋田を括るところを見せていただいたり、絞りの仕事の奥深さに触れることができました。やっぱり人間の手仕事は偉大です。

一枚、「手仕事の極み」ともいえる作品があります。20万粒にも達する本疋田総絞りの訪問着、肩のあたりは反物一反の幅に約60粒が、裾にいくに従って粒は大きくなり40~45粒ほどになります。光の角度で陰影が見られ、とても上品で、美しい印象を与えます。

絞りの帯揚作り体験会 絞りの帯揚作り体験会

一般的に見られる本疋田は40粒程度ですから、いかにこの訪問着が難易度の高いものかがわかると思います。腕のいい括り職人が1年以上をかけて括りをしたもので、一つも狂いのないようにカンペキな仕事をするなんて、考えただけでも気が遠くなるというか、気が狂いそうな仕事です。

どうぞ、絞りの素晴らしさ、すごさ、奥深さをこの機会にご体感下さい。



このページの最上部へ戻る

「おおいた遺産に認定されたぶんご絞り、大分が生んだ絞り作家・安藤宏子 抄展」

2008年11月21日 カテゴリー: ブログ糸の園・きもの徒然草

11月22日(土)から開催される当店の創業祭の特別記念展示として「おおいた遺産に認定されたぶんご絞りと、大分が生んだ絞り作家・安藤宏子 抄展」を致します。

豊後絞り(ぶんごしぼり)

豊後絞り(ぶんごしぼり)

「ぶんご絞り」ってご存知ですか? 「安藤宏子さん」ってご存知ですか?

かつて全国的にも木綿の産地として有名だった「豊後」。暮らしともに「衣」があり、そこには風土と知恵と歴史が育んださまざまな技術と様式が生まれます。木綿の着物に藍で描かれた文様は、絞り技法によるもの。

東海道はじめ全国で「ぶんご、ぶんご」と親しまれていた絞り技法があったそうです。

大分を離れて、有松・鳴海絞りに代表される絞りのメッカ・名古屋で、運命的に「ぶんご絞り」に出会った安藤宏子さん。

幼いお子さんを育てながら、求道者のように、もう途絶えるかもしれない「絞り」を全国各地に訪ね歩き、歴史や技法を知っている方に問いかけ、後世に伝えようと訴え、伝え聞くことで初めて、日本の100以上の「絞り技法」が体系化されました。

そうして創られた「日本の絞り技法」という、貴重な絞りのバイブルは、今やどこの書店にも見当たらず、インターネットオークションでも手に入らないほどです。

また、2005年の「愛・地球博」ではEXPOギャラリーで「日本の絞り展」を開催されていますし、ドイツなどでも展覧会を開かれています。

今年3月に「おおいた遺産」に認定された「ぶんご絞り」。今年7月に銀座ミキモト、9月に鎌倉でそれぞれ久しぶりに個展を開かれた「安藤宏子」さん。

作品・資料の数は限られますが、この機会にご覧になってみませんか。

11月22日(土)~25日(水)まで、当店にて展示致します。以下、ご参考まで。安藤宏子先生のブログから引用しております。

***********************************

絞り染めとは布を糸でくくったり、縫い締めをして意図的にシワを付け、模様を染め出す技法です。同様の方法はインド、中国、アフリカ、南米など広く世界各地に存在しています。
英語では「tie-dye」と呼びますが、今日では日本語の「SHIBORI」で世界に通用します。 奈良時代の正倉院御物の中に作品が残っているほど古いのです。
近世になって絹物の「京鹿の子」、木綿の有松・鳴海(名古屋市)が飛躍的に発展しました。
木綿の絞りは、相模(神奈川)の三浦氏が豊後(大分県)に移り住み、木綿産業を興したことに始まります。これが、「豊後絞り」です。技法は名古屋城築城(1610年)の頃名古屋へ伝播し、有松・鳴海絞の代表的な絞り染め「豊後絞り」、別名「三浦絞り」となりました。
現在、国の伝統産業に指定されている有松・鳴海絞りは400年の歴史を持ち、創意工夫を重ねて100種類以上もの技法を生み出して今日に至っています。

http://yusoan.exblog.jp/1236044/



このページの最上部へ戻る
  • 大分県大分市の美しい着物と帯の店いとぞのへのお問い合わせは電話097-536-2255まで
大分県大分市の美しい着物と帯の店いとぞの
  • サイトマップ
  • 個人情報の取り扱いについて
  • 美しいきものと帯の店・いとぞの
    〒870-0035 大分市中央町1-4-12(大分駅前セントポルタ中央町・噴水広場そば)
    TEL 097-536-2255 / 営業時間 AM10:00~PM19:00 / 定休日 年末年始のみ
    ホームページ/http://www.itozono.jp/