大分県大分市の美しい着物と帯の店いとぞの
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きものあそび塾・その1

2008年10月27日 カテゴリー: ブログ糸の園・きもの徒然草

きもの、と言ってもいろんな種類がありますね。

「素材」で分けても、「加工の仕方」で分けても、「色柄のパターン」で分けても、最初はわかりにくいかもしれません。

憧れて着てみたい着物と、お出掛けする場所に適した着物というのは、往々にして一致しないことの方が多いのではないでしょうか。だからといって、「着物ってわかりづらい」と思わないで下さいね。

一気に一つの事を覚えようとすると誰でもアタマがパンクして、余計にわかりづらくなるものです。

考えてみてください。洋服だって、「パーティ用のフォーマルドレス・スーツ」と「セミ・フォーマルのスーツ・ワンピース」「ビジネス用のスーツ・ワンピース」「お出掛け着」「ふだん着」「遊び着」とそれぞれに様々なブランドやメーカー、ショップがあります。それを全て一緒に揃えて売ってるお店なんて、百貨店ぐらいしかありませんよね。

それでも「遊び着」だけで1フロア、「お出掛け着」だけで1フロアあったり、それが博多に行けば百貨店も幾つもあり、東京に行けばテイストごとに数限りなくブランドとショップがあり、、、その数を数えたら、全くきりがないのですけど、なぜかそれを雑誌で見たり、お店に出掛けてみたり、いろいろと情報収集したりすることは面倒ではなく、楽しいことですよね。

きっとそれは、子供の頃から、それぞれの機会に応じて、必要なものを買い揃えに出掛けたり、予定がなくてもウィンドウショッピングをしたりすることで、どんな時に何を着るべきか、○○さんのような感じにすれば素敵だからそんなものを揃えよう、といった準備・段取りやイメージづくりを積み重ねてきた経験があるからです。

さて、着物(=和服)の世界は、ハッキリ言って一軒の「呉服屋」で全てを見たり、相談したり、お買物がまかなえます。

言い換えると、一つのお店に全てのものが展示してありますが、一方で何が何用の着物なのか、誰にでもわかりやすいように説明が書いてあるわけでは「決して」ありません。呉服屋の当人が言うのもなんですが・・・

店員さんに聞かないとわからないし、何から聞いていいのやらわからないし、そんなこんなのうちに買い物に来たわけではないから、長居して「買い物しにきた」ように見られたらいけないと思って、気まずくなってしまったり、、、たしかに、「呉服屋」って、入りにくくて、わかりにくくて、親しみにくくなっている「難しい存在」なのかもしれません。

もっとシンプルに、もっとわかりやすく、着物を楽しめるようにお手伝いすることが「きものあそび塾」の狙いです。全くの無料だと、かえって相談しにくいようですので、お菓子代など含めて、実費に近い金額を頂戴します。

ですから、もとを取るつもりでお越しになってください。

話を聴きながら「わかりにくい!」と思ったら、「もっとわかりやすく説明してください」と言って頂きたいです。

2年前に「男のきもの塾」なるものを当店で開催しました。講師は「銀座もとじ」の店主・泉二弘明さんにお願いしたところ、先ず着物の話の前に、「蚕と糸」の話からして下さいました。

一匹のお蚕さまから採れる糸の長さ、一反の着物に必要な繭の個数、その糸を採るためにどれだけの手間が要るのか、などなど。

男性の参加者(大半が初心者なのに)全員がその話に食い入るように引き込まれ、着物の魅力や独特の価値・存在感などに改めて関心をもつようになりました。

さて、今回どんな話をしたら皆様に楽しんで頂けるか、また社内で議論してみます。ご要望があれば、メールかお電話、お手紙でお寄せ頂けましたらありがたいです。

宜しくお願い申し上げます。ではまた。



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募集します!「いとぞの・きものあそび塾」

2008年10月24日 カテゴリー: ブログ糸の園・きもの徒然草

「いとぞの・きものあそび塾」と聞いて、どんな事が思い浮かびましたか?どんな印象をお持ちになりましたか?

当店では、11月16日(日)・11月30日(日)・12月14日(日)の合計3回を1セットとして、「きものに馴れ親しんでいただくための機会」を設けます。

「きものあそび塾」というタイトルにしたのは・・・「教室」では説明が中心になりそうなのと、先生と生徒というタテ関係が強くできすぎる。「ワークショップ」は、参加者が自主的に・・・という考え方だが、やはりそれでは着物の事はわかりにくい。

「軽い気持ちで、キモノアソビという感覚で着物に触れながら、楽しいことや、難しいことを体感する。」

そんな機会づくりがいいのでは・・・・マニュアルを作って教えるよりも、ホンモノの着物に触れてもらって、「あー、着てみたいけど、どうやったら着れるんだろう。」「こんな着物には、どんな帯を締めたらいいんだろう。」「あれ、左前ってどっちが上にくるんだっけ。」なんて、感じたり考えたり、興奮したりしてもらう機会を創ろう、そしてお客様の反応を知りながら、修正を加えていこうということになりました。

今も「着付けレッスン」をしているのですが、これは「着物の着方」を習う場所です。スキーに例えていえば、「スキー教室」のようなものですよね。「スキー教室」は、スキーを上手に滑る技術は教えてくれますが、いきなり教室に入っても、難しかったりして楽しくなかったら、もうスキーなんかやりたくないなあー、ということになりますよね。

もっと手前のところで「とにかくスキーを履いて滑ってみる、転んだり、滑ったりしながら、風を受けて、景色を見ながら、楽しく遊んでみる」的なところから始めると、もっと上手に滑りたい、もっと楽しくするには技術がほしい、という風になるんじゃないでしょうか。要するに、スキーに誰かと一緒にアソビに出掛けることから始めたら、スキーとの楽しい関係が長続きしやすいのでは、と考えました。

改めて、着物に置き換えると、「きものも、誰かと楽しく遊んでみる」的なことから始めてもらうのがいいのでは。でも、着物で遊ぶ「お仲間探し」が一番難しいから、着物を着る人が増えないのではないか、、そういった事情を考えると、先ずは私ども呉服屋がそういう機会を作ってみるしかないだろう、という話になりました。

はてさて、私どもの「きものあそび塾」で楽しく遊んでいただけるものなのかどうかは、始めてみなければわかりませんが、それなりのことは精一杯するつもりです。

明日から、その内容に関して触れていきたいと思います。ご要望やご意見などございましたら、ぜひメールを頂戴できたら、とっても嬉しいです。では。



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